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Around The Approach To Sakurayama Shrine

盛岡には「昭和」な佇まいを残した界隈があります

「桜山神社」の参道の周囲に広がる界隈
元々は神社参道周辺にあった「ヤミ市」が始まりだったとのこと
酒屋・薬局・雑貨屋・理容店・中古レコード店などはありますが・・
メインは喫茶店・居酒屋・焼き鳥屋・寿司屋・割烹・ビストロ・バール・ラーメン屋・創作料理屋,…etc.の飲食店街です

一つ一つの店は小さく、建物の間隔は狭く、道は入り組んでいて
街並みは沢山の店舗をギュッと凝縮したような
鳥が眺めたら、街全体が寄木細工のようじゃないかな?

初めて来た人は、「えっ」ってなります
だって、飲み屋街の狭く入り組んだ路地を歩いていてちょっと広い道に出たと思ったら道の北の端てに大きな石の鳥居が見えてきて、南側に歩いて行くと端てに桜山神社の山門が見えてきて・・
「あっ。このちょっと広い道が参道なんだー」


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「かもし処 陽 -SUN-」ここは日本酒の品揃えがとてもとても豊富
アテも地元食材がメイン 生白魚三杯酢、春わかめしゃぶしゃぶ、砂肝ポン酢
どんこ肝和え、たなご刺身、炙り〆鯖
※店名の「かもし」は日本酒醸造の「醸し」だと思います、たぶん


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「酒をよぶ食卓MASS」(昼間は「かまどのある家」という名の定食屋)
看板は汚れてるけど内部は明るく清潔感タップリです
メニューは水彩画イラスト入りの小冊子仕立て
お酒と一緒に供されるチェイサーの水は某蔵元の仕込み水
味噌炊きおでん、牡蠣の天ぷら揚げ出し、蒸し野菜に塩をふったもの
どんこのなめろうは淡白な白身を肝と味噌でたたいたもの


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GXR A12 50mm



撮影後にカウンターでビールを飲んでたら、この曲が聴きたくなった
はっぴいえんど 「風をあつめて」



【蛇足】
松本隆の詩はどこを切り取ってもみずみずしい果汁が零れるよう
細野" Guru "晴臣の曲・歌唱そしてアレンジ〜空気感が素晴らしい
ハモンド・オルガンが沁みるなー・・

※細野晴臣は「グル」と呼ばれてるわけではありません
ボクの中で彼の存在がグルなだけです
風貌も「グル」でしょ・・?

「風をあつめて」収録アルバム「風街ろまん」のWikipedia「概要」では・・
『東京オリンピック以降の失われゆく「古きよき日本・東京の姿」を「風街」という架空の街にみる・・』

うーん、戦後ヤミ市から始まった界隈を歩いてたから、この曲が浮かんだ?
やるなー、オレの感性(笑)


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