Magna Charta of editorial staff

「編集者マグナ・カルタ九章」なるものをネットでみつけた

作家 開高健氏が友人の編集者に託したらしい

編集者が一人前になるための心得なのかな・・
9つの警句が記されている


ぼくが気になったのは、この5つ
「読め」
「耳をたてろ」　　
「眼をひらいたまま眠れ」
「右足で一歩一歩歩きつつ、左足で跳べ」
「森羅万象に多情多恨たれ」

うーん。
緻密で強引な、スマートなのに腕力にものをいわせる、そんな編集者になるのは大変だよね

そりゃ、「暗渠の蓋を開ける」ような作品を世に問う編集者になるのは容易なことではない？
出版からは遠く離れた辺境の地に立つボクでも、それは想像に難くない



暗渠の蓋をこじ開けた？
いや。暗闇に明滅する1bit( Zero-One )2進法の世界



「マグナ・カルタ」(大憲章)
マグナは「大きい」だけど、カルタはチャート(chart)でいいのかな・・？
だったら「偉大なる地図・海図」か、うんうん大事だなコレ

ボクの偉大なる地図は？海図は？
そんな大それたものが必要な人間じゃありません、勿論

マルですか？
彼は持ってるかもしれません、こっそり、ボクに内緒で・・



3年前にお腹に傷をつくり、マルに傷をなめさせないために服をきせたとき
この服の内側に「偉大なる地図」を隠してたかもしれない
いや、きっと隠してたに違いない
この表情が怪しい！



ボクの「マグナ・カルタ」な曲
いや、ボクの「大曼陀羅(Magna Mandala)」な曲
詞の一節をiPhone MMSアドレスにしてるくらい、ボクにとってスペシャルな曲
ボクの「大曼陀羅」ですから、言葉を堪能して下さい
The Beatles 「 I Am The Walrus 」




【蛇足】
中学1年のとき初めて聴いたときの驚きと酔いはオッサンになった今でも醒めません。

OASISのカヴァーが有名ですが
ミュージカル映画「Across The Universe」ではヘンテコな役で出演してるBono(U2)が歌ってます

John Lennonが１番イイですね、断然。

タグ：マグナ・カルタ 開高健 暗渠 大曼陀羅 GXR マル

コメント 18

この表情は確かに怪しい・・・持っていそうに思えますね。
by yuzuhane (2013-04-24 11:24) 

開高健、もう亡くなって20年以上経つんですね。
学生時代、彼の小説やエッセイを貪るように読みました。
by johncomeback (2013-04-24 14:54) 

こちらを見ていて、何処も見ていないような眼をしている
ジーっと耳を立てて、
此方が気づけば　ふっと目をそらしてスタスタ、、、
決して、知ることのできない何かを、彼らは見ている
by engrid (2013-04-24 16:37) 

yuzuhane さん
でしょ？耳の立て方も普通じゃないし...(^^)
by C_BoY (2013-04-24 17:01) 

johncomeback さん
言葉がキラキラではなくギラギラしてた印象があります。

『この道具は虚弱だ。殺人罪すら犯せぬ。』（「輝ける闇」）

『膨張，展開，奇異，驚愕の，傷もなければ黴もない日々はすでに過ぎ去ってしまった。手錠つきの脱走は終わった。羊群声なく牧舎に帰る。　』（「オーパ」）


by C_BoY (2013-04-24 17:04) 

engrid さんのコメントに「nice！」をクリックしたいなー。
猫は寄り添うでもなし、さりとて傍観者に徹するんでもなく、ポジションニングが絶妙なんですよねー(^^)
by C_BoY (2013-04-24 17:11) 

不思議な曲ですね？
謎かけみたいで引き込まれます。
この曲に中学一年生で惹かれたとは・・・
C_BoYさんもタダモノではありませんね？(^^)
by Sizuku (2013-04-24 22:11) 

今日は押し逃げでーす♪＾＾
by hatumi30331 (2013-04-24 22:54) 

私マルさんの秘密のお話知ってます。
キーボードがとても綺麗なのはマルさんの仕業
そして　意味ありげな顔はマルさんの企みです。
居ない間にマルさんは大胆不敵な行動でこの家で暮らされているのです。
by ゆうみ (2013-04-25 00:38) 

Sizuku さん　You've got it !（生意気言ってすみません）
ボクも同じで感想です。言葉遊び、謎かけのようですよね。マザーグース、シェィクスピアの戯曲、日本の童歌、仏教典が連想されます、そしてどれもが声に出して読む・吟じる・歌う「文学」ですよね。だからこの曲→真言密教→曼荼羅と連想してしまうんです。ジョンはLSDで酩酊してただけかもですけど、マザーグースを意識したと思うんですよ。
ボクはSizukuさんのエントリ写真から童歌のような物語性を感じました。
1人で立ってるチューリップ　　
カメラを向けると恥ずかしがって走って逃げた　　
大好きな「木」に寄り添い頬を「ピトッ」とつけた　　
追いかけてカメラを向けると「木」の後に隠れた　　
「やれやれ」と思い立ち去った　　
振り返ってみると「木」の後ろから顔だけだしたチューリップが私をジッと見てた
こんな物語性を感じさせる写真を撮るSizukuさんほうがボクなんかより「タダモノではありませんね？」(^^)
by C_BoY (2013-04-25 18:16) 

hatumi30331 さん
ボクこそ、いつも押し逃げでーす(^_^;)
by C_BoY (2013-04-25 18:18) 

ゆうみ さん
うんうん、なるほど。
大胆不敵・天上天下唯我独尊なヤツということは、ボクも把握してたんですけど、そんな秘密がマルにはあったんですね(^^)
by C_BoY (2013-04-25 18:24) 

ご訪問＆ナイスありがとうございます。
中学生の頃、英語の意味もよくわからずに聞いていた曲。
あ、今もあんまりよくわかりませんが。
好きな曲です。
猫も好き、飼えないけど。
また、覗かせてもらいますね。
by ケロヨン (2013-04-25 22:54) 

C_BoYさん、こんにちは！

>そしてどれもが声に出して読む・吟じる・歌う「文学」ですよね。
>だからこの曲→真言密教→曼荼羅と連想してしまうんです。
↑なるほど～と 深く納得してしまいました。

確かにマザーグースを意識している感じがする歌詞ですよね？
意味がよく分からなくて、なんだか深読みしたくなる。
そんなところに惹かれるのかもしれないなと思いました。

そして、身に余るお言葉をいただき大変恐縮しておりますが
あの写真から素敵な物語を紡ぎ出して下さってすごく嬉しく思いました。
ありがとうございます(^^)

まさに日本の童謡の世界♪と思いましたよ。
頭の中で早速その場面が動きはじめ
チューリップとの心理的な追いかけっこを楽しんでしまいました。（笑）
C_BoYさんの内側の世界、とても興味深いです＾＾
by Sizuku (2013-04-26 13:04) 

ケロヨン さん
初めまして。こちらこそありがとうございます。
花の丘を人が登ってる構図がイイですね。
同様の構図の「砂漠」の写真は観たことがありますけど、「花の丘」は初めでした、イイですね。
by C_BoY (2013-04-26 18:30) 

Sizuku さん　どうもありがとうございます。
内側の世界を、コトコトと煮込んで一晩寝かせて翌日もう一度火を通して「プレゼン」できればいいのですけど。時間の制約で、素材の新鮮さでプレゼンっていうか、行き当たりばったり、口からでまかせブログがまだ続きますが、今後もよろしくお願いします(^_^;)
by C_BoY (2013-04-26 18:36) 

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